温泉街の上で道はつづら折りになり、志賀高原へと上っていきます。標高およそ1300〜2300mに広がる、なだらかな火山性の高原です。全域が上信越高原国立公園に含まれ、1980年にユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に指定されました。山ノ内町の一部なので、サルも温泉も高原も、ひとつの旅で楽しめます。
冬の志賀高原は、日本では珍しい規模のスキーリゾートです。18のスキー場が1枚のリフト券で滑れ、リフト、コース、シャトルバスで結ばれています。1998年長野冬季オリンピックではアルペンスキーとスノーボードの競技が行われました。標高が高いため雪は乾いて冷たく、シーズンは国内でも有数の長さで、例年11月下旬から5月上旬まで続きます。
志賀高原の楽しみ方
つながるゲレンデを滑る
一の瀬、高天ヶ原、東館山周辺の中央エリアは多くの中級者向き。奥の焼額山と奥志賀には長く静かなコースがあり、横手山・渋峠はリフトで行ける日本一標高の高いゲレンデです。初心者にはサンバレーと丸池がおすすめ。レンタルショップや、英語を話すインストラクターのいるスキースクールもあります。繁忙期は事前に予約を。
池めぐりコースを歩く
夏の定番は「池めぐり」コース。およそ10km、3.5〜4時間かけて森と湿原を歩き、渋池、四十八池湿原、赤い鳥居の立つ鮮やかな青緑色の大沼池をめぐります。蓮池、木戸池、田ノ原のまわりには、もっと短い自然歩道もあります。
紅葉とホタルを追う
紅葉は9月下旬に山の上から始まり、10月中旬には低いところまで下りてきます。東京よりまるひと月早い色づきです。7月には、石の湯の温かい流れにホタルが集まります。標高の高さで知られる保護された生息地です。
雪とサルを組み合わせる
志賀高原と湯田中を結ぶバスはスノーモンキーパークのバス停を通るので、スキーヤーは午前だけ休んでサルを見に行けますし、サルを見に来た人は午後だけ雪の上へ上がれます。


アクセス
- 長野駅から:東口発の急行バスで、エリアによっておよそ70〜90分。スキーシーズンは便が増えます。
- 湯田中駅から:長電バスが中心拠点の蓮池まで約30分で上り、一の瀬、奥志賀へ、グリーンシーズンには横手山方面へも向かいます。
- 車:信州中野インターから国道292号。12月から4月は冬用タイヤかチェーンが必須です。
知って得するヒント
- 高原は長野市内より10℃ほど涼しくなります。8月でも上着を1枚持っていきましょう。
- スキー場は長い谷に沿って広がっています。当日どのリフトがつながっているかを確認し、宿へ戻る最終シャトルバスの時刻も控えておきましょう。
- この森にはクマがすんでいます。夏のトレイルでは鈴を持ち、決められた道を外れないでください。
- 宿はひとつの集落ではなく、リフト乗り場のふもとのホテルが中心なので、夜は静かです。通りと灯りを楽しみたいなら、下の渋か湯田中に泊まりましょう。
志賀高原のおすすめツアー・チケット
志賀高原と山ノ内町エリアを気軽に楽しめる、評価の高い体験をご紹介します。
プライベート自然ツアー US$189〜 長野:ユネスコの自然、紅葉、地元の見どころツアー
グリーンシーズンにサルの代わりに選びたいツアー。ユネスコエコパークの志賀高原をガイドと一日歩きます。高原の森を抜けて色鮮やかな大沼池へ向かい、地元の名物を味わい、ガイドが撮った写真も受け取れます。
- 志賀高原でエメラルド色の大沼池まで歩く
- 夏は高原の空気、秋は鮮やかな紅葉
- 地元グルメの立ち寄りと送迎付き
プライベートツアー US$136〜 スノーモンキーと長野のベスト:戸隠、善光寺ほか
地元の会社が運営する自由度の高いプライベートツアー。スノーモンキーだけを半日で回ることも、戸隠や善光寺など別の名所と組み合わせて1日にすることもできます。静かな穴場をガイドの目で案内してほしいときに。
- 効率的な半日か、1日かを選べる
- 専用車と英語ガイド
- 戸隠や善光寺など近くの立ち寄り先を追加可能


